そこで、紹介したいのがドイツのスタートアップが開発中の「Milky Way in a Sphere」。20万個もの“星”が詰め込まれたガラス玉で、回転させたりライトで照らしたりすることで神秘さが増す。
・データをもとに再現
このガラス玉は直径8センチ。欧州宇宙機関が打ち上げた衛星がとらえたデータなどを活用して天の川銀河を再現している。
渦を巻いたような銀河が漂っていて、見る角度によって横一直線だったり、渦がはっきり出現したりと姿を変える。
・インテリアにもなる?
実は、今回の天の川銀河は第二バージョン。2016年に「Universe Sphere」球体を発表したところ人気となり、要望に応えて手がけたのが天の川銀河なのだ。
Universeバージョンがどの角度から見ても球状なのに対し、天の川銀河は角度で“表情”がずいぶん変わってくるので、ずっと転がして見入ってしまいそう。Universe同様、ライトで照らして部屋の片隅に置くと、インテリアにもなりそうだ。
宇宙のロマンを部屋に漂わせられるこのオブジェ、現在クラウドファンディングサイトKickstarterで本体にLEDベースプレートなどがついてくるセットが59ユーロ(約7700円)〜となっている。学生や子ども、シニア向けには49ユーロ(約6300円)で提供するとのこと。
5月4日まで出資を受け付けたのち、7月にも発送が予定されている。
Milky Way in a Sphere/Kickstarter