すでに予約を受け付けているタイプと基本構造は同じだが、より車に近いデザインになっていてスポーツカーを思わせる。
7〜10年以内に実用化したい意向だ。
・空と陸を移動
翼やプロペラを格納した状態は、まさにスポーツカー。ノーズはやや長め、全体的に流線形デザインとなっている。
しかし、れっきとした空飛ぶ車で、これまでのシリーズ同様に道路を走り空を飛ぶという、シームレスに陸と空を移動できる乗り物だ。
・滑走路は不要
デザイン以外の、AeroMobile 4.0と5.0の大きな違いは主に2つ。1つは、4.0では2人乗りだったが、今回の5.0は座席が4つあることだ。
もう1つの違いが、4.0はSTOL(短距離離発着機)で離発着に短い距離の滑走を必要とするのに対し、5.0はVTOL(垂直離着機)なので、滑走路が不要なこと。
つまり、5.0は自家用ヘリコプター感覚で乗れ、しかも陸と空を使って「ドアツードア」移動できる。お金持ちの人なら、オフィスから郊外の自宅まで車として使って移動し、今度は家の庭から5.0を飛ばして少し離れたワイナリーに行く、なんて使い方ができそうだ。
AeroMobile 4.0は2020年に発売される予定で、開発元は、「それから7〜10年以内に5.0コンセプトを実用化したい」としている。
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