「ユーザーファースト」の観点を大切に
Q1.動画配信サービス「30(サーティー)」について簡単に教えてください。
「今この30秒を楽しくする」をコンセプトにした【スマホ向け短尺縦型エンタメ動画サービス】です。朝起きたあと、通勤・通学時間、休憩時間、寝る前など、日常のちょっとした"スキマ時間"を"好きな時間"に変えることを目指して、自社制作のオリジナル動画を日々配信しています。会員登録は不要で、無料でお楽しみいただけます。制作を手掛けるのは、数々のテレビ番組などの制作も担当する動画制作のプロ。ニュースやマンガ、バラエティやドラマなど、幅広いカテゴリーのコンテンツを展開しており、2017年9月のサービスリリース以降、配信した動画は1500本を超えました。Q2.前職の経験はどのようなところに活かされていますか?
FIREBUGに入社する前は、ウェブメディアの広告営業をしていたのですが、メディアを運営する立場の人たちからメディアの作り方や思想などを学ぶことができたことが、今の仕事に一番活きていると思います。特に「ユーザーファースト」の観点は大事にしています。判断に迷ったときは、常に「ユーザーがどう思うか」「使ってくれる人に有益か」を軸に考えることを徹底しています。
動画の尺を30秒にした理由
Q3.動画サービスは他にもありますが、尺を30秒にした理由を教えてください。「30(サーティー)」は、”有益な暇つぶし”を提供したいという考えからスタートしているので、まず、スマホでの視聴に特化したサービスが前提となりました。既存の動画サービスで提供されているコンテンツは、スキマ時間にスマホで見るには少々長い。リリース前に実施した調査で、1回のスキマ時間を5分程度と考えている人が多いことがわかりました。その時間の中で、さまざまなジャンルのコンテンツを複数テンポよく視聴してもらうことを想定し、「30秒」という時間が適していると判断しました。
Q4.最後に今後の展望について教えてください。
今春、新たな機能のリリースを予定しています。「30(サーティー)」をご覧いただくユーザーと出演していただくアーティストやタレントの方々双方にとって価値あるコンテンツ提供ができるようなサービス構築を目指したいと考えています。将来的には、”動画×エンタメ”という領域での海外展開も視野に入れて、事業を拡大させていきたいです。動画はテキストと比べて、人に与える印象は大きい。テレビからネット動画へとシフトしつつなか、 30(サーティー)が目指す新しい縦型動画のエンタメコンテンツの今後に注目だ。