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Social Media WHOの“世界の交通事故死者数”をビジュアルマップ化、各国の状況も見やすく

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WHOの“世界の交通事故死者数”をビジュアルマップ化、各国の状況も見やすく

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Roads-Kill世界保健機構(WHO)によると、世界では毎年120万人以上の人が交通事故で亡くなっており、その数は急速に増加しているという。日本でも、行楽シーズンや大型連休など、人の移動が多い時期には特に、事故に関するニュースがたびたび報道されている。

“Pulitzer Center on Crisis Reporting”では、2010年以降の交通事故死者数のレポートをビジュアル化したマップをローンチした。データはWHOの“global status report on road safety”を基にしており、世界的に広がる公衆衛生の危機について、社会の関心を引き出すプロジェクト活動の一環として公表された。世界の道路の50%程度しか網羅していないものの、90%の交通事故死者数をカバーしているという。

マップではそれぞれの国ごとに、10万人単位のうち交通事故死者数が何人なのかという数字を表示。マップ上の地点にカーソルを置くと、その国のデータが現れるようになっている。たとえば、日本にカーソルを置いた場合、10万人あたりの交通事故者数は5.2人で、車の死亡者数は31.2%、自転車は16.2%、歩行者が34.6%となっている。また、“青い円”の部分は、その国にまつわるエピソードページにリンクしており、詳しい話を閲覧することが可能だ。

“Pulitzer Center on Crisis Reporting”は、世界各国の発展に伴い、早急に対策を取らない限り、交通事故は、2030年までに世界の死亡原因の第5位になるだろうと警鐘を鳴らしている。

Pulitzer Center on Crisis Reporting 「Roads Kill」

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