・モデルはあの人気漫画の主人公
「CUE」は、正式なプロジェクトではなく、エンジニアたちがスキマ時間に製作したものらしい。人工知能でシュートフォームを学習するようになっている。モデルは、人気バスケ漫画「スラムダンク」の主人公・桜木花道。言われてみれば背丈も体格も、漫画のキャラクターとほぼ同じだ。その彼が、ひょんなことからBリーグ1部アルバルク東京のメンバーを相手に、コートに立つことになった。
ゲームはもちろん、公式試合ではない。選手対ロボットのシュート対決として、チームの練習場で行われた。対戦相手は、アルバルク東京のザック・バランスキー選手と安藤 誓哉選手。1ゲーム10本の勝負とし、先に外したほうが負けとなる。
・プロ選手に堂々と勝利
勝者は、「CUE」。選手ペアが6本目で失敗したのに対し、10本のシュートを1度も外すことなく、すべてきれいに決めたという。選手たちはがっかりしたようだが、そんなに嘆く必要はないように思われる。ロボットはシュートが打てる位置に固定されており、自ら動いてゴールを狙ったわけではないからだ。
それでも、シュートの精度は本物。今後「CUE」がどのような形でチームに貢献するか、Bリーグファンならずとも注目したいところだ。
souce by cnbc.com
朝日新聞デジタル