まずは東京、ロンドン、ニューヨーク、メキシコシティ、ボストン、シドニーの6都市で利用できる。
・バリアフリーのルート
スマホの地図アプリで目的地までのルートを検索すると、最も早く行けるルートや、乗り換えが少ないルートを案内してくれる。これは健常者にとっては使える情報だが、車椅子を利用している人にとっては必ずしもそうではない。
電車を乗り換える駅や交通機関そのものがバリアフリーとなっているかどうかというのが車椅子利用者にとって大事な情報であり、今回はこうした点を踏まえてのオプション追加だ。
・ベビーカー利用者にも
利用するには、これまで通りまず目的地を入力する。そして「道順」をタップして「公共交通機関」を選択すると、いくつかのルートが表示される。そこでオプションから「Wheelchair accessible」を選ぶという手順になる。
ご存知の通り、駅によってはエレベーターやスロープが設置されていなかったりするので、そうした駅を含むルートは除外されることになる。
手始めに6都市の対応だが、もちろん他都市への拡大も期待したいところ。車椅子利用者だけでなく、杖を利用している人、ベビーカーを押している人など、恩恵を受ける人は多そうだ。
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