ライトや反射板など、万全の装備を整えていなければ事故に巻き込まれる可能性が高くなる。
ここでご紹介する「FLUO」は、自転車の安全性を向上させる製品である。
・蓄えた光を夜間に発する
FLUOは自転車のフレームやホイールに貼る発光テープである。
その仕組が面白い。FLUOは太陽光パネルのように、自然の光を蓄える機能を有している。日中に吸収した光を、夜間に発するというものだ。
発光時間は3~6時間。もし発光が終わった場合は、スマートフォンのLEDライトをかざして「充電」できる。もちろん、他の種類のライトでもまったく構わない。
そしてこれは自転車に貼るものだから、防水性にも優れている。
青、緑、オレンジの3色が用意されているが、いずれも暗闇の中でくっきりとその姿を映し出している。これならば遠くからでも自転車の存在を視認できるだろう。
先ほど「自転車のフレームやホイールに」と書いたが、もちろんそれ以外の部位に貼っても問題ない。ヘルメットやジャケットなど、自分の身に着けるものにFLUOを貼れば、より大きな効果を得ることができるはずだ。
・必須の安全対策
「自転車の安全」は、やはり多少の費用をかけてでも確保しておきたいもの。
月数百円で契約できる自転車保険にも入っておくべきなのかもしれないが、これは「事故が起こったら」の対策である。事故を事前に防止する策も立てておきたい。
FLUOはクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で、5ユーロ(約650円)からのプレオーダーを受け付けている。
Kickstarter