海外・国内のベンチャー系ニュースサイト | TECHABLE

TECHABLE

Tech ソニーがSXSWでAR技術のデモを披露!プロジェクションとモーションセンシングによるARの新展開

Tech

ソニーがSXSWでAR技術のデモを披露!プロジェクションとモーションセンシングによるARの新展開

SHARE ON

このエントリーをはてなブックマークに追加
今年も音楽・映像とテクノロジーの祭典、SXSW(サウスバイサウスウエスト)が開催されているが(3/9~18)、会場ではソニーによるAR/VRのインスタレーションも展開された。

最新技術が垣間見れて驚きを誘発するソニー「WOW Studio」の展示についてみていこう。

・Xperia Touchを進化させたような立体プロジェクション


SXSWで披露されたものは、ソニーの誇る映像・音響技術と触覚提示技術(ハプティクス技術)が進化したものだ。

たとえば、「Interactive Tabletop Projector」では、ゴーグルやメガネを着用することなく、AR体験を作り出すことに挑戦している。

4台のプロジェクターにより、テーブル上の3Dオブジェクトに対して立体的なプロジェクションマッピングを施す。

光で彩色された楽器は、指をさすことでスポットライトがあたり、楽器の種類に応じた演奏が流れ出す。

このインスタレーションはプロトタイプで、活用されているプロジェクションおよびセンシング技術を実装した商用プロダクトが登場するかどうかは未定だが、ソニーが発売するテーブルや壁をタッチスクリーンにできる超単焦点プロジェクター「Xperia Touch」の発想の延長にあるものだろう。

・映像や音、触覚によるインタラクティブな体験を


ほかにも、映像や音、触覚や光などによるインタラクティブゲームを五感で楽しめる「Interactive CUBE」や、音のVRや触覚によってホラー体験ができる「Ghostly Whisper」、VRでキャプテン翼が楽しめる「サッカーVR」などなど、ソニーの開発する最新技術に触れることができるようだ。

インスタレーションに対しての反応も上々で、驚きの声や参考になったといった感想が多く見られる。



こういった試みをみるとソニーの持つ技術の先端性を再認識させられる。GoogleやAppleがAR CoreやAR KitによってARの業界標準を狙う一方で、ソニーの開発するAR技術にも独自の需要があるだろう。

参照元:Sony’s wild AR hologram tech continues to get better and better/The Verge
参照元:SXSW 2018出展概要/Sony ニュースリリース
Sony ブランド|WOW Studio

関連記事

Techableの最新情報をお届けします。
前の記事
次の記事

#関連キーワード


WHAT'S NEW

最新情報