また、お湯を入れてしばらくは「なかなか冷めてくれない」という現象も起きる。熱すぎず冷たすぎない、というのが「適温」と呼ばれるものだ。
コーヒーもお茶も、常に適温であるべき。それを実現させてくれる「CARBON」という製品が現れた。
・適温をキープする
CARBONはバッテリー内蔵のマグボトルである。
コンセントをつないで、CARBON本体の中に入れた水を沸かす。沸騰までの所要時間は6分。サイレントヒーターがそれを可能にするという。
だが、問題はここからだ。CARBONはマグボトルだから、当然持ち運びができる。その際は内蔵バッテリーの電力で飲み物を適温に保ち続ける。沸騰直後の飲み物はできるだけ早く冷まし、その後は48~60度の間に温度をキープする。
コンセントの収納スペースは本体下部にあり、普段はそこへ丸めておく。
このようにCARBONは家電製品でもあるのだが、外見はごくごく普通のマグボトルだ。重量は480g、容量は450mlである。車内に常備しておくのもいいし、バックパックの脇に挿してアウトドアでの活用も見込める。
・湯沸かし器に頼らない生活
いざとなったら、職場に据え置きの湯沸かし器に頼らず自分でお茶を作ることもできる。お茶のためだけに他の社員の手間をかけさせる事態は、もう起こらないだろう。
CARBONはクラウドファンディング「Kickstarter」で、439香港ドル(約5900円)からの出資を受け付けている。
Kickstarter