DryncはCEO自身がイタリアのトスカーナ地方を旅していた時に「今飲んでいるこのワインを買って自宅ででも飲みたい」と思ったことがきっかけで開発された。アイデアを3年ほど温め、米国ボストンのワイン博でベータ版をリリースしたところ反応がよかったため今回のアプリ公式リリースとなった。
アプリではボトルのラベルをスキャンすると、データベースと照合してワインの詳細情報を教えてくれる。そしてその場で購入し、自宅まで配送してもらうことができる。スキャンしなくても、産地やブドウの品種などでフィルターをかけて自分好みのワインを検索することもできる。
Dryncはワインを販売する小売業者から一定の手数料をとっており、利用者の増加に伴い収入は毎月40%増となっている。次のステップとして、今後はユーザーのオーダー履歴をもとに「こんなワインも好きかも」とレコメンデーションを送る機能を展開するとしている。
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