エアバス、アウディ、イタルデザインの3社がそれぞれの強みを生かしたPop.up Nextは都市部の交通渋滞回避を目的とした乗り物だ。
・都市交通に革命?!
Pop.up Nextでは、2人乗りのキャビンに車モジュールやドローンモジュールをつけることができる。
台車のようなものにキャビンを乗せて車として地上を移動。そして台車を外し、回転翼をつけると空を飛べるというもの。つまり、乗客は空と陸とを自動運転でスムーズに移動できるのだ。
これは、目的地の近くまでドローンでひとっ飛びし、最後のわずかな移動を地上で、というふうに、渋滞を回避しながら素早い移動を可能にする。
・49インチのディスプレイ
基本的な構造は初代Pop.upと大きく変わらないが、今回キャビンは軽量化が図られたとのこと。また、インテリアをみると、キャビン内に新たに49インチのディスプレイが加わった。
人工知能やセンサー、音声認識など最先端の技術を採用し、乗客はいっさい運転操作することなく目的地まで移動できる。
ご存知のとおり、エアバスは空飛ぶタクシーを開発中で、アウディは自動運転やバッテリー分野で技術を積み上げている。また、イタルデザインは自動車デザイン分野ではトップランナーだ。
こうした名だたる企業が共同で手がけるだけに、SF的な乗り物ながらかなり現実味がある。まだコンセプト段階ではあるが、試験飛行ともなればまた大きな話題となりそうだ。
Italdesign
https://youtu.be/2LggHhR2kFk