重ね着しても、やはり冷たい風が身に沁みる。そういう時には「Humbgo XG Jacket」がいいかもしれない。
これは、ホットカーペットのように電熱パッドが内蔵されたジャケットである。
・5分でホカホカ
電熱パッドは背面と腹部の左右、すなわちポケットに手を入れたら触れる部分に入っている。
電熱パッドだから、もちろん電力が必要だ。供給元はモバイルバッテリーを使う。5V出力の場合、5分でジャケットが温まるという。なお、開発元は自社のモバイルバッテリー(容量1万400mAh)を同時に提供している。
胸のボタンを押せば温度調整が可能。55度、45度、35度(いずれも最高温度)の3段階である。
ちなみに冒頭で「ホットカーペットのように電熱パッド」と説明したが、じつは従来型の電熱線を内蔵しているわけではない。熱伝導に優れたグラフェンを使用したパッドである。このグラフェンは、非常に高い強度を誇っていることでも有名だ。
そしてHumbgo XG Jacketは、いざとなったら丸洗いができるのも大きな特徴だ。撥水性にも優れ、泥水をかけられたくらいではまったく問題ない。
・夜の寒さを回避
Humbgo XG Jacketは、アウトドアでの使用も想定しているようだ。急な雨でも十分に対処できるだけの製品である。
ちなみに、1万400mAhのモバイルバッテリー使用時の最大持続時間は8時間。いざとなったら一晩過ごせるだけのスタミナはあるようだ。
Humbgo XG Jacketは、クラウドファンディング「Indiegogo」で出資を募っている。199ドル(約2万1000円)からの出資で製品提供を約束している。
Indiegogo