しかし、悩ましいのが端末の容量を圧迫する点。数を撮ると、あっという間に“空き容量ゼロ”なんてことも。
SDカードスロットを搭載していない端末だと常にこの問題がつきまとう。そこで、根本的な解決策となるiOSビデオアプリ「Air」を紹介しよう。
・高画質で好きなだけ撮れる
Airでは、撮ったデータは全て端末を介してクラウドに保存される。つまり、スマホの容量をまったく使わないのだ。なので、データ容量の多い高画質でバンバン撮っても、ストレージを心配する必要はない。
撮影したデータには、PCやスマホ、タブレットなど、どの端末からもアクセスできる。もちろん、気に入ったものを端末ローカルに保存することもできるし、誰かとシェアしたいときにはリンクを送ればいい。
・昔のビデオもアップロード
また、アプリで撮影したものに限らず、昔のビデオテープやDVDをデジタル化してAirにアップロードするサービスも有料ながら展開している。
いまどき、ビデオテープのデッキを持っているという人は少ない。しかし、思い出の詰まったテープを処分するのはしのびない、なんてジレンマを抱えている人には便利なサービスだ。
クラウド容量は制限がないので、好きなだけ使えるのは魅力。ただし、利用料は月額4.99ドル(約530円)となる。無料あるいはもっと低額のクラウドストレージを用意しているサービスもあるだけに、この額をどうとらえるかは利用者次第。
Airのサイトを見ると、サンプルで子どものビデオがずらりと並ぶ。いくら撮っても撮り飽きないという小さな子どもがいる家庭にはうってつけのサービスなのかもしれない。
Air