・2社共同で2019年の探査をサポート
プラン実現のために、同社が指名したのがノキア。2社はテクノロジーパートナーとしてタッグを組み、史上初となる月面でのモバイルデータネットワーク構築をめざす。
PTScientistsは来年、民間資金を財源に、月面探査を行う予定。 その探査機の運搬に協力するのが、かのファルコン9。同機がフロリダ州ケープカナベラルの空軍基地から打ち上げられる際、探査機が搭載される手はずだ。
今回の任務は、2台のアウディ社製探査ローバーを使ってLRV(Lunar Roving Vehicle)を調査するというもの。LRV はアポロ17計画の際使用された、四輪電池駆動の月面車で、現在も月に残されている。
・重さ1キロ未満の超小型ネットワーク機器を用意
この探査ローバーと基地局を結んで、通信や動画の送信をできるようにしなければならない。そのために、ノキアは1キロ未満の超小型ネットワーク機器を用意する。この装置があれば、ライブHDフィードを4Gで送信することができるという。
近年ますます加速する、民間企業の宇宙分野参入。ここにきてついに、ヨーロッパの2大通信会社が動き出した。壮大な計画の成功を願う。
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