それから約4カ月。今回、満を持してのAndroid携帯用の登場となった。
・スマホで楽々編集
Android版といってもカメラそのものはiOS版とほぼ同じで、シンクケーブルなどが違うくらい。開発に時間がかかったのはむしろソフト面で、ようやくAndroid用アプリのリリースにこぎつけた。
これが重要な意味を持つのは、Ryloを特徴づけるのが編集機能の充実ぶりだからだ。いちいちPCを立ち上げなくても、スマホ上でトリミングやモーションコントロール、スピードコントロールなどの編集が簡単にできるのだ。
Ryloは画角208度のレンズを2つ搭載しているが、再生映像に撮影者の様子も同時に表示するフロントバック機能も面白い。
スマホで編集できるということは、会心の作をすぐにSNSで公開できるということを意味し、Ryloは「撮ってすぐにシェア」することが多い人にうってつけとなっている。
・手ブレ補正でなめらか映像
もちろんカメラそのものの質も申し分ない。重さ108グラムと小型ながら4K/30fps撮影、16倍速までのタイムラプス撮影、6Kパノラマ撮影などが可能だ。
スタビライザーによる手ぶれ補正機能を搭載しているので、バイクやスケートボードといったアクション撮影でも滑らかな映像となる。防水機能によりダイブシーンや海水浴などの撮影にも対応する。
どこへ行くにも持ち歩きたくなるこのカメラ、メーカーのサイトで購入でき、価格は499ドル(約5万3000円)となっている。
Rylo