今回紹介する「Kylin M」は、そうしたビデオをよりプロっぽくするのに役立つ、手持ち用の3軸ジンバルスタビライザー「Kylin M」。手ぶれやボケなどが抑制でき、美しい仕上がりを約束してくれる。
・持ち方は2通り
大掛かりなスタビライザーが多い中で、Kylin Mは重さ980グラムとコンパクト。重さおおよそ1300グラムまでのDSLR、ミーラーレスカメラ、アクションカメラ、スマホなどに対応する。
Kylin Mは手持ちタイプだが、キャリーモードと垂直モードでの利用が可能で、あらゆるシーンでの撮影に使える。キャリーモードは低い角度を撮る時に便利で、一方、垂直モードでは高い位置の撮影をするときに活躍する。
・シャッター操作もハンドルで
スタビライザーとしてハード面はもちろん、パラレルバスインターフェースを採用し、ソフト面でも独自のアルゴリズムで撮影をサポートするのもKylin Mの売りだ。
また、専用のケーブルを使うと、ソニー、パナソニック製カメラのシャッターボタンやフォーカス、ズームなどをKylin Mにあるボタンで操作できるようになるのも便利だろう。
Kylin Mは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中。すでに目標額を達成し、商品化はほぼ確実な情勢だ。
現在、ベーシックタイプが239ドル(約2万5000円)、ソニーまたはパナソニックのカメラコントロール用ケーブルが20ドル(約2100円)となっている。出資はあと1カ月ほど受け付け、4月にも発送が始まる見込みだ。
Kylin M/Indiegogo