このレクレーションを、誰もが楽しめるものにするプロダクトが登場した。
Zapataの発売するウォータークラフトは、初心者でも基本的なハイドロフライトが楽しめるように設計されており、さらにエキサイティングな体験を求めるライダーのために空中スピンの機能も用意されている。
フライング型のウォータークラフト「Flyride」について紹介していく。
・空中スピンもボタンひとつで
Flyrideでは、5歳以上の子供から乗れるチャイルドモードからアドバンスモードまでの4段階が用意され、幅広いユーザーがハイドロフライトの楽しみとスリルを体験できる。
Zapataはこれまでにも、水上スポーツを楽しむための空飛ぶボード「Flyboard Air」や、軍事や産業用途での活用も想定された「EZ-Fly」などをリリースしており、今回販売開始されるFlyrideはこれまでの開発で同社が培った、飛行のコンピューター制御技術およびジャイロセンサーによる安定化機構が応用されたものだ。
ハンドル操作はジェットスキーのようにおこない、これに上下のコントロールが追加されていると考えればよいだろう。
目玉となる空中スピンの操作だが、一見すると難しいように感じられるかもしれない。でもじつは、操作自体はボタンを押すだけで自動でスピンの制御がなされ、必要な高さに達しているときのみこの操作が可能になる安全設計となっている。
・自転車よりも簡単に操作
バランスはFlyrideが調整してくれるため、自転車よりも簡単に乗れるようだ。ライダーが体重を移動させた際に、内部センサーによるバランス調整機構が働き、安定したハイドロフライトが楽しめる。
別売のコントロールシステム「EMK Brain」を使用すればリモートの操作も可能とのことで、スピードの調整やエンジンの始動や停止もできる。これは、子供や未熟なライダーを乗せた際のストッパーとなるだろう。
最大200kgまでの重量に対応しており、お望みなら2人乗りも可能だ。
Flyrideは6000ドル(約64万2000円)から購入でき、予約受付を開始している。出荷については2018年3月末の予定で、エクストリームな体験を求める方は公式ページをチェックしていただきたい。
Zapata