壁や天井などに向けて光を放ち、その反射を利用する撮影だが、ここで難しいのがストロボを向ける角度や反射面までの距離の調整だ。その設定を自動で行うという機能を搭載したスマートなストロボ「470EX-AI」がキャノンから発表された。
・世界初のバウンス撮影自動化
470EX-AIの外観は他のストロボとさほど変わらないが、内蔵するセンサーやCPU、モーターでバウンス撮影を自動化している。この手のものとしては世界初なのだという。
ユーザーがシャッターボタンをダブルクリックすると被写体までの距離や天井の高さを計測。それらを元に、向きや角度を計算して発光部が自動で動くという賢いストロボなのだ。
・失敗なしに!?
バウンス撮影はうまくいくと自然で柔らかな写真が撮れるが、角度などを間違えると被写体に影ができるなどの難しさがある。
しかし、このストロボならバウンス撮影のハードルを下げてくれること間違いなし。縦位置で構えても横位置にしても、ストロボに“お任せ”するだけでいい。
・4月下旬発売
470EX-AIのその他のスペックとしては、最大ガイドナンバー約47、焦点距離24〜105mmをカバー。自動調光にも対応する。
価格は5万4800円(税別)で4月下旬に発売される。
キャノン