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・世界初の小型電子回路内蔵発光体
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開発を手がけたのは、東京大学や慶應義塾大学などから集結した共同研究グループ。これまでユーザーがリアルな体験をする上で妨げとなっていた、「3次元映像に手で触れない」課題に着目。3次元空間を自由に移動し、自ら発光しながら、手で触れるという、3つの条件を備えた極小発光素粒子を生み出すに至った。
従来の超音波集束ビームを使用した小型浮遊物体は、騒音なく高精度に浮遊や移動はできるが、電子回路を持たず、直径数ミリメートル以下の、発泡スチロール球のようなごく軽いものに限られていた。そこで「Luciola」では、無線給電によって電池を不要化。さらに、LED点灯に必要な無線給電用の受信回路を専用IC化することで、電池を用いず、小型・軽量化を実現した。
・さまざまな技術への登用に期待
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現在、5~10年以内の市場投入をめざし、鋭意研究中だとのこと。実用化には、まだまだ時間がかかりそうだが、技術のさらなる前進に期待したい。
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