木星へ接近した2月7日に撮影されたもので、色を強調したタイムラプス。南極一帯がインディゴ色なのが見て取れる。
画像はNASAのWebページで公開されている。
・11回目の木星への接近
ジュノーは2011年に打ち上げられ、2016年に木星の周回軌道に入った。今回撮影が行われた2月7日は11回目の木星への接近だった。
木星を覆う雲の上層部から約14万〜20万キロメートル離れたところで撮像カメラ「JunoCam」を使ってタイムラプス撮影に成功した。
・RAW画像を一般向けに公開
タイムラプスで撮られた5枚の画像を見ると、どれも同じように見える。しかし細部をよく観察すると微妙に異なり、特に両端の画像を比べると違いが明らかだ。
撮影範囲もそれぞれ違うのは、Junoが軌道上を動いている証拠でもある。何百万マイルも地球から離れているところを周回しながら、こうした映像を送ってきているのだ。
今回公開された木星の南極画像は、「生」のデータRAW画像も一般向けに公開されていて、ダウンロード可能となっている。
NASA