同ルートの所要時間は12分間という短さだが、革張りのシートに高解像度スクリーン、落ち着いたインテリアと快適な旅を演出しそうだ。
・飛行機のファーストクラス?
客輸送に使うポッドのプロトタイプは10人乗り。スペース的にゆったりとした座席配置となっていて、航空機のファーストクラスのようなデラックス感が漂う。
トンネル内を走行することから、ポッドは全体的に丸みを帯びていて、窓はない。
・1時間に1万人輸送
ハイパーループは時速1200キロ超のスピードで、真空のトンネル内を駆け抜ける。ドバイ−アブダビ間は車で1時間半かかるが、これをものの12分に大幅短縮する。
早ければ2020年にも運行を開始する計画で、1時間に1万人の輸送を想定しているとのこと。
一方で、ドバイと首都リヤドをハイパーループで結ぶ構想もあり、こちらは飛行機で2時間半かかるところ、ハイパーループだと50分以下になるという。
ドバイでは空飛ぶタクシーの導入も着々と進められていて、空と地中を活用した超最先端の交通体系が築かれつつある。
Hyperloop One/Twitter