そのような需要に応じ、クラウドファンディング「Kickstarter」を通じて「iBrain」という製品が発表された。これはBluetoothで接続するスマートそろばんである。
その目的は、子供の教育だ。
・そろばんを使ったアプリゲーム
PR動画は、その冒頭から子供たちが登場する。
iBrainの役割は、子供の記憶力や計算力、想像力を養うことである。専用アプリに収録の各種ゲームが、そろばんと連動するようになっているのだ。
アプリ内で表示される計算式を解いていくものから、音楽ゲームのように上から下へ落ちてくる数字を瞬時に昇華するというルールのものまで揃っている。そろばんの珠を動かせば、端末に表示のそろばんも動く。
開発者が用意している実証動画では、iBrainで日々学習しているという8歳のザカリー少年が暗算を瞬時にこなしている。
アプリのデザインこそ子供に向けたものだが、大人がやっても難しいと思えるゲームも収録されている。
・暗算を身につける
なお、アプリ内にはそろばんを使わないゲームも用意されている。迷路や間違い探しなど、いずれも頭を使うゲームだ。
そろばんを覚えることができれば、暗算をこなせるようになる。それはクリエイターには必須のスキルである。
このiBrainは現在、最低価格69ドル(約7400円)からの出資で配送を約束している。
Kickstarter