I.D.ラインの第四世代で、これまでの電気自動車のデザインを一新し、ハンドルもなければコントロール系も一切なし。自動運転による「お抱え運転手がいるかのような空間」がコンセプトだ。
・乗るほどに快適空間に
このコンセプトカーは完全自動運転で、搭載するアシスタント機能で運転者やその他の同乗者が車と“やりとり”できる。
車はこの“やりとり”の中で、乗る人のよくいく目的地や好みの音楽などを学習していく。つまり、乗れば乗るほどに快適な移動空間となっていく仕組みだ。
・I.D.モデル2020年までに生産
I.D. Vizzionは111kWhのリチウム電池を搭載し、航続距離は665キロメートル。トップスピードは時速180キロメートルとなっている。
今後の方針として、フォルクスワーゲンはI.D.モデルの生産を2020年までに開始し、2025年までに電気自動車20タイプを展開したい考え。
電気で走る車というのはもう当たり前。次は自動運転、しかも乗る人が何もしなくても目的地に快適に移動できるという時代が間もなくやってくるようだ。
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