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どの家電がどのくらい電力消費しているのか検出する「Belkin Echo Electricity」がテスト運用中

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Belkin-Echo-Electricityクレジットカードや携帯電話を利用したら、その月の利用明細が送付されてきて、請求金額がわかるようになっているが、電気料金は明細がわからず、一体何にどれくらいの電力を消費しているのか見えてこないもの。Belkinは、そのような問題を解決すべく、特殊なデバイスを開発中だという。

「Belkin Echo Electricity」というデバイスで、電気メーターやブレイカー、コンセントに設置して使用し、テレビから洗濯機、冷蔵庫まで、自宅にある家電がそれぞれどのくらいの電力を消費しているのか判別できるというものだ。このデバイスにはセンサーが搭載されていて、家電から発生する電流、電圧を検知し、それぞれの家電の“特徴”を把握する。内蔵されているWi-Fiチップを介して検出データをWebにアップ。アルゴリズムを学習して、結果を分析し、どの家電がどれくらいの電力を消費しているのか算出する。また、アプリを使ってデータを視覚化することができ、「台所の照明はどれくらい電力を使っているのか」など、iPad上で使用電力の詳細を閲覧することも可能だという。

現在、「Belkin Echo Electricity」はテスト段階で、検出性能について90%程度の正確性を誇っている。アメリカ国内のいくつかの家庭で試験運用されているが、来年中には、軍施設、マンションやホテルなど、1万の施設に拡大展開する見込み。

自分の家で一体どれくらいの電力を消費していて、いくらコストがかかっているのか把握することは、家計の助けになるだけでなく、無駄な電力消費を認識し、環境への負荷を減らすことにもつながるかもしれない。

Belkin Echo Electricity

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