しかし今後は、メールを離れることなくそうした作業を行えるようになりそうだ。それを可能にする「AMP for Email」を、Googleがデベロッパー向けに公開した。
・メールがインタラクティブに
AMPはAccelerated Mobile Pagesの略で、モバイル端末でウェブページを高速表示するための規格。これをメールに取り込もうというのが、今回の取り組みだ。
つまり、メールにウェブコンテンツを盛り込むことができるようになり、インタラクティブな内容にすることができる。デベロッパーからするとメールがパワフルなツールとなり、また一般ユーザーにとっては利便性が向上する。
・Gmailでは今年後半から
現在、写真共有サイトのPinterest、宿泊施設予約のBooking.com、 予定調整サービスのDoodleがAMP for Email導入に取り組んでいて、PinterestのメールからPinterestにある写真をブラウズしたり、Doodleの日程調整メールから日程の可否を返事したりといった使い方ができるようになる見込み。
Gmailでは今年後半にもAMP for Emailが使えるようになるとのこと。AMP for Emailはオープンソースで、興味のあるデベロッパーはサイトで登録ができるようだ。