この新しい機能は“Disaster Reporter”と呼ばれ、災害が起きたエリアの住民たちは、災害に関連する画像をアップし、FEMAのWebサイトで公開できるというもの。画像には短いコメント文も掲載することが可能だ。サイトに提出された画像は、災害に関連しているか、また他者のプライバシーを侵害するものではないかFEMAによってチェックされ、精査された画像が公開される運びとなる。これらアップされた画像はマップ上に配置され、一般の人々が自由に閲覧できる状態となる。
これまでは、TwitterやFacebook、Flickrなど、あらゆるSNSから雑多に情報がアップされることが多かったが、FEMAアプリという1つのアプリに情報を集約することで、地域住民がリアルタイムで関連情報を素早くキャッチできるだけでなく、災害救援に当たるスタッフたちが現状把握をする助けともなる。
今回のアップデートに対応しているのは、今のところAndroid版のみだが、近いうちにiOS版にも対応する見込みだ。
FEMAアプリ Android版