アーティストは、自分の楽曲を「SPOT MUSIC」にアップロードし、アップした曲を聴いて欲しい人数に対応した有料チケットを購入する。アップする楽曲には“位置情報”を付与することができ、ライブ会場やショップ、駅や学校などの場所に“配置”することができる。つまり、他ユーザーたちがその“位置情報”に該当する場所を訪れたときに、「SPOT MUSIC」のアプリを通じて、プレイリストとして音楽が再生されるという流れだ。
音楽を聴いたリスナーは、その曲の感想についてコメントしたり、リンク先のWebサイト訪問をすることで、アプリ内のポイントを取得でき、このポイントでiTunesギフトなどに交換することが可能になっている。アーティストにとっては、1人でも多くの人に自分の音楽を聴いてもらうチャンスが広がり、新たなファン獲得が見込めるだけでなく、楽曲を周囲に広める役割を果たすリスナーにとってもメリットがある点が、このプラットフォームのユニークな点である。
「SPOT MUSIC」には統計ツールが搭載されているので、楽曲ごとにリスナーの属性データを分析し、数値化、グラフ化した結果を閲覧することも可能だ。また、「ZIP-FM」を経由して、楽曲がラジオでオンエアーされたり、メジャーデビューするチャンスが広がる可能性もある。この「SPOT MUSIC」アプリは、iOS5.0以降に対応している。
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