雪玉が透明の缶に詰められており、雪を買って持ち帰ることができるのだ。さて、一体なぜ雪が売られているのか?
ミネアポリスの魅力を持ち帰ってほしい!
この自動販売機を設置したのは、Space 150というミネアポリスの広告会社。ミネアポリスやミネソタ州はとにかく寒いことで知られており、1年のうち6、7ヶ月はずっと寒い時期が続く。
ただ、この寒さや自然こそがミネアポリスそのものを体現しているのも事実。そこで、アメリカンフットボールという大きな試合に訪れる人たちにその魅力を伝えたくて、この自動販売機が設置されたそうだ。
雪玉は全てハンドメイド!
500個ほどの雪玉が売られていたそうだが、全てミネソタ州の人たちによって丸められたそうだ。ホームメイドであり、ハンドメイドということだ。自動販売機の側面には「持ち帰って友だちに投げよう」とも書かれている。
缶の表面にはいつこの雪玉が詰められたのかも記されており、妙に愛情を感じられる雪玉ではないだろうか?1つ1ドル(約110円)で買うことができ、収益はミネソタ州の非営利団体へ全額寄付されることになっているそうだ。
冷たいけれど、心温まる自動販売機といえるだろう。
執筆:Doga
ADWEEK
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