馴染みがない人のために説明すると、Glideはユーザー同士が短いビデオメッセージを送ることができるというものだ。相手とスケジュールを合わせて互いにオンラインでいなければならないビデオチャットとは異なり、Glideはオフラインの友達にもビデオを送れる。ビデオはクラウドに保存されるので都合のいいときにいつでも観られる。もちろんリアルタイムでの使用も可能で、登録している友人の誰がオンラインなのかが分かるようになっている。1対1またはグループでのチャットができ、もしビデオチャットに出られない場合はメッセージと絵文字を送ることができる。
短期間での多数のユーザー獲得は、アプリに組み込まれたシェア機能によるところが大きい。これはユーザーの端末に保存されている連絡先に自動的にアプリへの招待状が送られるというもの。まさに“ネズミ算式”にユーザーが増えており、米国のApp Storeの全体で6位、ソーシャルネットワーキング部門で1位を獲得した。
エルサレム拠点のスタートアップが開発を手がけ、英語とヘブライ語に対応している。アプリはApp Storeでダウンロードできるほか、Android(ベータ版)もある。無料。
Glide