夜間の外出は避ける、なるべく人の多い道や場所を選ぶなど、リスクを避けるのが最善の策だが、それでも思わぬところに危険は潜むものだ。
そこで、米国のスタートアップが開発したのは、ボタンを押すだけで家族や友人、そして警察などにSOS発信できるアクセサリー「invisaWear」。ウェアラブルタイプなので、いざというときにすぐに助けを求めることができる。
・5人まで登録可能
invisaWearは小さなチャームで、ネックレスやブレスレットとして身につけることを想定している。
見た目は普通のアクセサリー。しかし、スマホとBluetoothで連携するようになっていて、30メートルの範囲で作動する。
使うには、まず専用アプリで家族や友人の連絡先を登録しておく(最大5人まで)。すると、身の危険を感じた時に2回プッシュすればアラートとメッセージで助けを求めることができる。
・GPSで居場所も発信
想像がつくかと思うが、危険が迫った状況で、バッグから電話を取り出して助けを求める、というのは現実的ではない。素早く、そしてできれば不審者に察知されないようにできるに越したことはない。
また、SOSを発信する際には居場所を知らせることも重要だ。この点、invisaWearはGPSを内蔵するので、SOSを受け取った側は正確な居場所を知ることができる。
女性、そして娘を持つ親にとっても心強い存在となるこのジュエリーは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで89ドル(約9800円)〜となっている。出資はあと1カ月ほど受け付け、資金調達に成功すれば今年7月にも発送が始まる見込みだ。
invisaWear/Indiegogo