
家庭で発電された余剰電力を売るというもので、「世界最大の“バーチャル発電所”プロジェクト」とうたう。これにより、電気代の抑制というメリットを州民は享受できるという。
・電気代30%安く

システムを導入すると、クリーンなエネルギーを安定的に確保できるだけでなく、電気代を抑制できる。州政府の試算では、導入した家庭の電気代は30%ほど安くなるという。
・電力の安定供給にも貢献

州政府によると、この“バーチャル発電所”で250MWの発電ができるとのことで、電力の安定供給につながるとともに、競争原理が働くため電気代の抑制が期待できる。
太陽光に限らず、自然エネルギーによる発電の弱点は天候に左右されるため電力供給が不安定という点。しかし、テスラ社の蓄電池の登場でその弱点は克服されつつある。
サウスオーストラリア州の試みがうまくいけば、後に続く州や国が出てきそうだ。
South Australia