それはそうだろう。手足の長さなどは人によって違うのだから、似たような体型なのにAさんには快適な自転車が、Bさんには苦痛だったりすることもある。
そんな悩みを解決するオーダーメード自転車「My Esel」が、大量注文に対応できる体制となった。
・フレームの形状を算出
注文はサイトで受け付けている。My Eselのサイトのコンフィギュレーターを使って自分の身体のサイズを入力すると、同社独自のアルゴリズムが注文者の体型にあったフレームの形状などを算出してくれる。
つまり、それぞれの自転車はフレームのデザインやサイズなどが微妙に異なってくる。これは、フレーム素材を木製にするからこそできることで、データに基づいて板から切り出し、組み立てという工程を経る。
・座りスタイルも選べる
また、自転車のタイプも選択できる。長い時間乗ることを想定した「Comfort」と、街乗り用の「Urban」の2タイプ。座った時の姿勢が若干異なり、Urbanだとやや前傾姿勢となる。
加えて、フレームやサドルの色、変速機の種類なども選べるようになっていて、まさに“理想のマイバイク”をつくる楽しさも味わえる。
My Eselはオーストリア人Christoph Frandorferさんが、自身の体験をもとに創業し、このほど、大量の注文にも対応できる体制になった。サイトは英語とドイツ語表記で、世界中どこにでも発送してくれる。
My Esel