今回はそんなスキーヤーに、お役立ちグッズを紹介しよう。スキーブーツの底に取り付けるだけで、歩きやすさが向上する「Zuke」。ロボットのような歩行におさらばできる。
・底面がカーブ状に
スキーブーツはとにかく硬い。足をスキー板に固定するという役割を担っているのだから当然だが、滑っているときはいいとして、板を外して歩くとなるとなかなか難儀する。
そこで、イギリスのスキー愛好家が開発したのが、ブーツの底に取り付けるアタッチメントのZuke。装着しても普通に板をつけて滑ることができ、板を外したときにZukeのパーツをスライドさせるだけで“歩きモード”になる。
どういう仕組みかというと、Zukeを装着することでブーツの底面がカーブ状になるのだ。これにより自然な歩行が可能となり、小走りもできそう。
・手袋でも簡単に操作
Zukeはブーツのサイズに合わせてスクリュードライバーなどを使って固定する必要があるが、それさえしてしまえば、あとはもう手間がかかることはない。
スキー板を外したときにパーツをスライドさせるだけ。もちろん、寒さでパーツが固まってしまうことはなく、スライドさせるためのレバー操作も手袋をはめたままできる。
開発元によると、Zukeはブーツの底と板の間に13ミリ以上の空間が確保できるタイプならどのメーカーのものでも使用可能とのこと。サイズ23〜30センチに対応する。
Zukeは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中。出資額は40英ポンド(約6100円)〜となっている。出資は2月25日まで受け付け、調達に成功した場合は来シーズンに間に合うよう2018年11月に発送される見込みだ。
Zuke/Kickstarter