このほどクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場したのは、4Kの水中映像をリアルタイムに届けてくれるドローン「FIFISH P3」。手元のコントローラーで自由自在に動かし、内蔵するスタビライザーでブレのない映像を撮ることができる。
・ジョイスティックで操作
空に飛ばすドローンと大きく異なるのは、FIFISH P3の場合、コントローラーとケーブルでつなげる必要があること。しかし、だからといって自由がきかないわけではなく、コントローラーのジョイスティックで思いのままに操作できる。
そしてこのケーブルのおかげでコントローラーにセットしたスマホやタブレットのスクリーンにFIFISH P3がとらえた映像をストリーミングできるのだ。あたかも、自分が水中を泳いでいるような感覚が味わえそうだ。
・強力LED搭載
FIFISH P3は機能面でも申し分ない。ソニー製CMOSセンサーを搭載し、レンズの画角は162度。最大4Kの映像を楽しめ、静止画は20メガピクセルとなっている。
また、水深100メートルまでと活動可能範囲も広い。深くなればなるほど太陽光が届きにくくなるが、FIFISH P3は4000ルーメンと強力なライトを搭載しているので、暗すぎて何も見えない、ということはなさそう。
バッテリー容量は8100mAhあり、2時間駆動する。スキューバダイビングなどに比べるとはるかに長い。FIFISH P3を使って水中探検してもいいし、撮影にじっくり取り組むのもいい。
水中撮影というと、これまでプロの領域だったが、FIFISH P3のように素人でも操作できる水中ドローンの登場で、これからSNSなどに驚くような水中写真やビデオが増えてくるのかもしれない。
FIFISH P3は現在、Indiegogoで1999ドル(約22万円)〜の出資で入手できる。すでに資金調達の目標額は達成し、あと1カ月ほど出資を受け付けたのち5月にも発送が始まる見込みだ。
FIFISH P3/Indiegogo