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IKEAが付属パーツをカスタマイズできるオープンソース型ソファーベッドを発売

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スウェーデン発の大手家具量販店イケア(IKEA)は、家具デザインをオープンソースで公開する、英ロンドンのオンラインプラットフォーム「Opendesk(オープンデスク)」と提携し、オープンソースのコンセプトを活用した新たな家具づくりに取り組んでいる。

・ソファーベッドの付属パーツをオープンソースで公開


イケアは、オープンソースを取り入れた第一弾プロダクトとして、著名デザイナーのトム・ディクソン(Tom Dixon)氏とのコラボレーションにより、モジュール式ソファーベッド「DELAKTIG」を開発。

7名のデザイナーから構成されるイケアの専門研究機関「SPACE10」と「Opendesk」の共同プロジェクトチームでは、ソファの脚や肘掛け、マガジンラック、テーブル、パーティションなど、「DELAKTIG」の付属パーツを設計した。

これら付属パーツのデザインのデジタルデータは、オンラインプラットフォームでオープンソースとして公開される方針。

誰でも、自由にダウンロードしたり、カスタマイズすることができ、デジタルデータを元に、レーザーカッターで材料を切断し、組み立てて、「DELAKTIG」に装着する流れとなっている。

・大量生産とオープンソースを融合させた新たな家具のかたち


イケアは、「DELAKTIG」を2018年2月、欧州で発売する予定。

従来の大量生産とオープンソース型のカスタマイズツールを融合させることによって、ユーザーの好みやニーズに合わせた家具をユーザー自身がデザインできる、ユニークな家具づくりの試みとして、注目されている。(文 松岡由希子)

DELAKTIG

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