環境先進国スウェーデンから登場したのは、オフロード対応の電動バイク「KALK」。最高速度80キロメートル毎時で、野山を走行。完全電動ながら、ガソリン車と同等のパフォーマンスを有する、画期的なプロダクトだ。
・自社開発のコンポーネントで快適な乗り心地を実現
製造元のCAKEは、ゼロエミッションオフロードバイクの生産に特化したスウェーデンのブランド。「KALK」は、同社初の市販電動バイクとなる。すべてのコンポーネントを社内で開発。静音、軽量、エコをテーマに、徹底して快適な乗り心地を追求した。
本体の重量は、わずか70キログラム。女性でも、十分持ち上げられる重さだ。動力となるのは、工業用のIPMモーター(埋込磁石内蔵型同期モーター)。15キロワットのミッドモーターと、50アンペアアワーのバッテリーで、静かにかつダイナミックに駆動する。
サスペンションを手がけたのは、ストックホルムの老舗自動車部品メーカーÖhlins。究極の乗車体験を実現するため、特別に設計したものだそう。
・現在プレオーダー受け付け中
本格的な生産開始は、2018年後半。その前に限定50台の予約注文を取り、プレオーダー価格で提供する。価格は、前払い金を含め、1万4000ユーロ(約190万円)。出荷は、6月中旬から夏になる予定。
KALK