大容量を備えるメモリーカードのニーズが高まるなか、英国のIntegral Memory社が世界初の512GBマイクロSDカードを発表した。今年2月にも発売する。
・モバイル端末で活用
容量2GBまでのマイクロSDカード、4GB〜32GBのマイクロSDHCカード、そしてとどまることを知らず64GB以上のマイクロSDXCカードと、メモリーカードは進化を遂げてきた。
すでに通常サイズのSDカードでは512GBはあるものの、マイクロSDカードとしては初となる。これは、マイクロSDカードスロットを備えるスマホなどモバイル端末の活用幅を広げることを意味する。
・スマホのストレージ拡張にも
たとえば、マイクロSDカードに落としている4Kの動画視聴をスマホやタブレットで閲覧したり、高画質の写真を大量に撮って保存したりということが手軽に行えるようになる。
アクションカメラやドローン、セキュリティカメラなどの映像を多く扱う人、スマホの容量がすぐいっぱいになってしまう人などにもうってつけだろう。
データの転送スピードは80MB/S。価格はまだ公表されていない。
4Kの標準化が進む中で、こうした大容量のメモリーカードは、今後各メーカーも展開することが予想される。
Integral Memory News release