ルクセンブルク拠点のスタートアップが開発中の「Ujet」は、その先端をいくバイクとなりそうだ。電動で折りたたみ式、しかもハブレスホイールという斬新なデザイン。
また、GPS、3G、Bluetoothに対応し、フロントにカメラを搭載するなど先端技術も盛り込まれている。
・オフィスに持ち込みも
Ujetはボディの真ん中あたりで曲げられ、前輪と後輪が横並びになるような形にたためる。コンパクトになるので、オフィスに持ち込むこともできそう。
また、デザインも特徴的だ。14インチのホイールはハブレスとなっている。フレームの材質にはマグネシウム合金とカーボンファイバーを採用し、軽量化を図りつつ強度を確保しているのだという。
・スクリーン搭載
そのほか、車のダッシュボードにあたるスクリーンを搭載していて、そこに地図など各種情報を表示できるのも目を引く。スマホと連携するので、スマホにかかってきた電話なども誰からなのか確認できる。
もちろん、運転中に手を離すのは危険ということで、タッチ操作に加え音声操作機能も搭載している。
・Ujetは最長150キロ走行
Ujetのトップスピードは時速45キロ。2つの容量のバッテリーが用意され、小さいタイプで70キロ、大きい方では150キロの走行が可能となっている。
バッテリーを充電するときはそのままプラグをつなげてもいいし、バッテリーを取り外すこともできる。その際は、キャリーケースのように引っ張って運ぶことができるのも気が利いている。
Ujetの価格は8900ドル(約98万円)〜となる見込み。今年前半に欧州で、後半に米国とアジアで発売する予定だ。
Ujet