しかし、今回紹介するデバイス「Yaw VR」は、VRの世界の自分の身体バランスや動きそのものを再現するシミュレーターだ。さて、どんなリアリティを得られるのだろうか?
・シューティングや乗り物ゲームとの相性は抜群
この半球状のデバイスは、PlayStation VRやSamsung Gear VR、oculusといった大手VRヘッドギアと連携して使うことになる。ユーザーがこのデバイスに乗ると、VRの世界に合わせてグリグリと座席部分が上下、左右に動く仕組みだ。
それにより、身体のバランスや向きもVRの世界に合わせて動くこととなるため、ヘッドギア単体でプレイするよりリアルなVR体験が実現できる。たとえば、ジェットコースターや乗り物を使ったシューティングゲーム、レースゲームなど、動きをいかしたVRコンテンツとの相性は抜群であるはずだ。
・収納も簡単でポータブル
さらに嬉しいのが、本体は各パーツを解体して、簡単に収納/移動することができるということ。収納の際にはフットレスト、背もたれを取り外して座席部分の本体の中に入れ、あとはそれを台座にかぶせるだけだ。
直径約73cm、高さ約38cm、重さ約15キロなので、自宅やオフィスにも置けるレベルのサイズ感だろう。Yaw VRは今Kickstarterにてキャンペーンを実施しており、1台890ドル(約9万8450円)。
値段はかなりするが、本格的なVR体験にこだわる人なら試してみたい1台といえるだろう。キャンペーンは2018年2月24日まで実施されているぞ!
執筆:Doga
Yaw VR/Kickstarter