何より、鍵を持つ必要がなくなる。自分自身の指が鍵なのだから、その1本で事足りるようになる。
とりあえず、あらゆるシーンで融通の利く南京錠が指紋認証式になったらどうだろうか。そのような製品が、国内クラウドファンディング「Makuake」に登場した。
・0.7秒で解錠
その名も「BIOMETLOCK」。まさに最先端技術の象徴とも言うべき、指紋認証型南京錠である。
最大30人分の指紋を登録できるため、複数人での錠前の共有も可能。たとえば、家族にしか開けることができないロッカーなどにもこのBIOMETLOCKが役に立つ。
パッドに指を当て、解錠までにかかる時間はわずか0.7秒。誤認の確率は10万分の1にまで抑えているという。もちろん、登録指紋のリセットもできる。新たな用途を見出した際、登録メンバーを入れ替えるということも可能なのだ。
満充電から1200回分の解錠操作ができるだけのスタミナを有しているそうで、これならば日常の使用にも十分耐え得るだろう。
また、いざという時は付属のバックアップキーでも解錠できる仕組みになっている。
・出資が相次ぐ
非常に幅広い用途を想定できるこの製品だが、現在Makuakeにおいて7800円からの出資を受け付けている。
配送は3月から。ちなみに、資金調達自体はすでに成功し、期限残り47日の時点で187万円(目標金額30万円)もの出資が集まっている。
やはり、「南京錠が指紋認証式になった」というインパクトは大きいようだ。
Makuake