那覇市のメーン観光スポット・国際通りを中心に那覇市内115カ所に無線LANが設置された。日本人観光客の利便性が高まるのはもちろんだが、スマートフォンやタブレットを所有する海外からの観光客も意識している。Wi-Fiサービス開始と同時にスタートするポータルサイト「NAHAPO」も日本語のほか、英語、韓国語、中国語に対応している。
NAHAPOでは、観光スポットのマップや店舗情報、リアルタイムクーポンなどが提供される。また、AR(拡張現実)技術を活用してアプリで観光地のスポットを映すとレビューがポップアップ表示されたり、バーチャルシーサーと記念写真が撮れたりするなど、観光客が端末を片手に楽しみながら街歩きができるような仕組みになっている。
この事業は、那覇市が募集し、沖縄インターマップ(那覇市)が代表幹事の企業コンソーシアムが受託した。その一員としてガイアックス(東京)の子会社GaiaX Interactive Solutions(那覇市)がプロジェクトマネジメントやプロモーションを行っている。
NAHAPO