しかし、幼い子どもにスマホを持たせると失くしたり壊したりする可能性が大。そこで、スマホ的な機能をもったウォッチなら、という発想で開発されたのが「myFirst Fone」。
双方向での通話やビデオコールが可能で、GPSで居場所をリアルタイムに追跡することもできる。
・コールは登録済みのスマホのみ
myFirst Foneは、SIMカードを挿入すると3Gで通信するようになる。
通話・ビデオコールは、アプリ(iOS、Android)をダウンロードした登録済みの端末とだけ可能になる。スマホのように不特定多数の人と連絡をとることはできないので、親としてはその方が好都合だろう。
テキストメッセージは、myFirst Foneにはキーボードがないので受信のみ。メッセージに返事したい場合は絵文字か音声メモで返事できる。
・SOSボタンで居場所発信
また、GPSを使って子どもがどこにいるかすぐに確認できるのもこのウォッチの売りだ。あらかじめ、行動許容範囲を決めておいて範囲を超えそうになったらスマホに一報が入る機能も使える。
加えて、myFirst Fone搭載のSOSボタンを押すと登録されたスマホに自動で30秒間の音声クリップと居場所が届くようになっていて、万が一の事態が発生した時は貴重な手がかりとなる。
子どもにスマホを持たせるにはまだ早い、しかしいつでも連絡はとれる状態にしたい−。そんな親のニーズを満たしてくれるこのウォッチ、現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中だ。
今なら120シンガポールドル(約1万円)〜となっていて、商品化が決まれば世界中に発送する。出資期限は2月2日となっているので、気になる人はサイトをチェックしてみて。
myFirst Fone/Kickstarter