そういう家庭の事情に考慮して開発されたのが、ここでご紹介する「petoco」である。
これは外出中の親と留守番中の子供をつなぐ、新型コミュニケーションデバイスだ。
・家族間通話に特化のデバイス
「ハイ、petoco」、基本操作は、この一言である。
petocoはスマホアプリと連動するメッセージデバイスであるが、petoco本体を操作する側、すなわち留守番中の子供は「ハイ、petoco」のあとに何かしらの言葉を口にするだけで構わない。特殊な操作は一切求められないというわけだ。
テキストメッセージや静画、動画によるコミュニケーションが可能で、また連携先のスマホ以外とは連絡できないようになっている。あくまでも、家族間のやり取りに特化した製品だ。
また、petocoは顔認識機能もあり、予め家族の顔を覚えさせておくことができる。目の前にいる人物がこの家の人か否かを判別するというわけだ。
この製品の開発を手がけたのは、株式会社E3とNTTドコモである。共働き世帯の増加に対応する製品として、これからの普及が期待されている。
・先着50名の枠
petocoは国内クラウドファンディングサービス「Makuake」で資金調達を始めている。
最も安価な提供枠は、税込2万4360円。こちらは先着50名限りの枠で、だんだんと数が埋まってきている。
配送は2月を予定している。
Makuake