医療従事者たちは、自分たちが取り扱っている症例の画像を「Figure1」にアップでき、画像内に矢印をつけたり、色づけしたり、注釈を加えたりすることができる。それを見た他のユーザーとともに、症例に関するディスカッションをおこなえる。
それぞれの画像には、関連するワードで“タグ付け”され、コミュニティ内で検索がしやすいようになっているほか、画像に星をつけておき、関心をもっている案件や重要度の高い案件について、後から参照しやすいよう工夫がされている。
“画像の公開”には、もちろん患者のプライバシー保護が問題になってくるが、「Figure1」では“顔認証”技術が用いられており、画像の人物の顔部分が自動的にブロックされるようになっているため、その点は安心。「Instagram」はエンターテイメント性がより高いが、同じようにSNS的なプラットフォームを活用することで、医者や医学部生たち専門家同士が、気軽に互いの知識や意見の交換をおこなうチャンスを増やす「Figure1」。アプリは、App Storeからダウンロードすることが可能だ。
Figure1