このツバメ・イータイムが開発した電動アシスト自転車「e-ANBAI」は、クラウドファンディング「Makuake」で巨額の出資を集めている。
地方都市から今後の環境問題を見据える製品として、ユーザーから大いに注目されているのだ。
・道交法範囲内の性能
e-ANBAIは16インチタイヤの折り畳み式自転車である。
5段階の電動アシストモードを搭載し、スケートパークの急斜面コースですらも乗り越えてしまうほどのパワーを有している。だが、この性能はあくまでも我が国日本の道路交通法を遵守するものだ。ペダルとモーターの出力比は1:2。時速24km以上ではモーター補助がなくなる。これも道交法で定められていることである。
電動アシスト機能を使用した場合の走行可能距離は25~45km。メンテナンスフリーのブラシレスモーターを採用している。これにより、安定した速度制御を可能にしているのだ。
e-ANBAIは非常に軽量な自転車である。その重量は14kg。これならば運搬に苦労することもないだろう。
速度やバッテリー残量などを示す液晶表示器も搭載されているが、やはり国内クラウドファンディングに出展された製品である故に、日本の公道走行に必要な装備がすべて揃っている。国内メーカー開発の製品だからこそ、日本に合った製品を作っているのだ。
・オーダーが殺到
e-ANBAIはMakuakeのキャンペーンページにて、9万7370円からの投資枠を用意している。
筆者がこの記事を書いている段階で、受付期限は残り69日。だが目標金額200万円に対し、すでに490万円分のオーダーが入っている。配送は来年4月の予定だ。
Makuake