そして、また新たなチャレンジャーが登場だ。今回紹介する「Zanco tiny t1」は今のところ世界最小No.1なケータイかもしれない。
・ミニチュアにしか見えないガラケー
ご覧の通り、Zanco tiny t1は手のひらにちょこんと乗るほどの小ささだ。ケータイを模した、ただのミニチュアにしか見えないが、しっかりモニターもついており、ダイヤルも打て、電話で話すことも可能な立派なガラケーだ。
縦幅46.7mm、横幅21mm、厚さ12mm、重さ13g。これなら、ランニング時の携帯用にもぴったりだ。使える機能は電話とテキストのみとなっている。この画面サイズとボタンでテキストを打てるだけでも驚きだ。
・必要最低限のみの仕様
このサイズなので、機能だけでなく仕様にもいろいろ制限がある。本体自体には300件までの連絡帳と、50件までのSMS、50件までの電話履歴しか保存できない。もしもの時のケータイだと思えば仕方ないだろう。
Nano SIMを使うこととなり、メモリ、内部ストレージともに32Bだ。充電はMicro USBケーブルを利用する。注意点は、2Gの回線にしか対応していないということだ。国によってはもはや2Gを廃止していることもあるため、購入前に確認が必要だろう。
値段は今ならKickstarterにて30ユーロ(約4000円)だ。2018年1月18日までキャンペーンを実施しているぞ。欲しい人はものすごく限られているはずだが、ちょっと触ってみたいと思うのは私だけではないはずだ。
執筆:Doga
Zanco tiny t1/Kickstarter