道路に埋め込んだパッドの上に電気自動車を停めるだけで電磁誘導でバッテリーを充電するというもの。実用化されれば電気自動車ユーザーはプラグをさすなどの充電にかかる手間が省け、利便性が格段に上がりそうだ。
・駐車している間に充電
この新技術は、来年1月9日から米国ラスベガスで開催されるCES(国際家電見本市)で披露される。
詳細は明らかにされていないが、充電コイルを取り付けた車を、道路に埋め込まれた専用パッドの上に駐車するだけで充電される仕組み。
電磁誘導なので、充電ケーブルをつなぐといった操作が必要なく、サイトにアップされている画像を見ると、ユーザーはアプリで充電をコントロールできるようだ。
・1キロ走行分を1分で
機能的には、1分で1キロ走行できるだけの電気を充電できるとのこと。高速とはいかないが、駐車している間に充電できるというのがメリットだ。
加えて、装置を道路に埋め込むので、ステーションを設置するより導入しやすそう。
電気自動車の普及には、充電ステーションの拡充や充電にかかる利便性向上が必須だが、その一端を支える技術となりそうだ。
Continental