最近は利便性や居住性を高めたタイプが商品化されているが、米国ユタ州拠点のメーカーAlpine Tiny Homesがこのほど発表した「La Ventana」は太陽光発電で電気を賄えるという最先端のトレーラーハウスだ。
・寝室は3つ
La Ventanaの広さは29.7平方メートル。これは1階のみの面積で、ここにロフトが加わる。1階に主寝室、そしてロフトに2つの寝室があり、計5人が暮らせる。
1階にはまた、フルサイズのキッチンがある。ガスコンロ、オーブン、レンジ、冷蔵庫など一通り揃っている。ダイニングテーブルは折りたたみ式で、使わないときはスペースを確保できる仕組みだ。
・ロフトへの階段は収納兼
また、バスルームも充実していて、バスタブ付き。洗面台の横には洗濯機が配置されている。
そのほか、ロフトに上がる階段の下が収納になっていたり、ロフトの大きな窓から外を眺められるようになっていたりとデザインも気が利いている。
そして、La Ventanaには1.5kWの発電機が搭載され、暮らしに欠かせない電気を太陽光発電で賄えるのも大きい。
もちろん戸建てやマンションに比べれば造りはコンパクトなのだが、それでも快適に暮らせて8万ドル(約900万円)という価格はやはり魅力だろう。
住宅事情が厳しい日本でも、こうしたデラックスなトレーラーハウスは受け入れられる余地があるかもしれない。
Alpine Tiny Homes