だが、まったく新しい器具を使うというわけではない。一般的な4×4スノーボードに外から取り付けるもので、しかも老若男女問わず雪上の滑走を楽しめるという。
Swakyとは、どのような器具なのだろうか。
・手軽に乗りこなせる新型スポーツギア
サスペンションと短いハンドルの突いたサドル。それがSwakyの見た目である。
先述の通り、Swakyはスノーボード本体に設置する。するとそれは座った姿勢で乗る「チェアスノーボード」になるわけだが、そうすることでスノーボードの難易度がぐっと下がる。立った状態で乗れないのなら、座って乗ればいい。経験ゼロの人も、大抵は1時間程度の練習で滑れるようになるという。
さらにこのSwakyは、足に障害を持つ人でも使用することができる。個々の身体能力による差があまりないことも、Swakyの大きな特徴だ。
PR動画では、Swakyを使った競技が行われる様子も収録されている。詳しくは、YouTube内の公式チャンネル「Swaky TV」をご覧いただきたい。
GoProで撮影した動画もあるが、その速度は決して侮れない。時速50kmほどのスピードで滑ることもできるという。
・Makuakeで限定枠
さて、このSwakyはクラウドファンディング「Makuake」において5万4000円からの出資枠を出している。
この枠は先行配送分に用意されたもので、製品の引き渡しは来年1月。だが、10台限定であることに注意が必要だ。
また、Swakyと専用スノーボードのセットを提供する枠が9万円で出ている。こちらもやはり台数限定で、しかもこの記事を執筆している頃にはかなり品薄に近づいているようだ。人気は上々、といったところか。
Makuake