iwakuのライトは円盤形をしており、Bluetoothを介してスマホと連動する。アプリ(iOSとAndroid対応)をダウンロードしたスマホで起床時間をセットすると、ライトはその時刻に合わせ徐々に明るさを増す。ぐっすり眠っているところに豪快な目覚まし音で覚醒するより、少しずつ体を“覚醒モード”にもっていって起床できるのがポイントだ。また、アプリにはスマホ内蔵の加速時計を活用した睡眠サイクルモニター機能もあり、マットレスの上にスマホを置くことでユーザーの動きから眠りの深さをモニターできる。この機能を使って、目覚ましをセットする際、浅い眠りのときに起床を促すように設定することも可能となっている。
別の使い方もある。日照時間が短くなると気分が落ち込みやすく、鬱などの症状が出やすくなるのは知られているところだが、このライトを季節性情動障害対策のセラピーライトとして活用することもできる。光に当たることで睡眠のリズムの改善などが期待できるという。
オランダ拠点のスタートアップが開発したこのライト、今秋にもヨーロッパで販売を開始し、その後北米でも展開する見込み。小売価格は229ユーロ/299ドルを予定している。
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